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モバイルバッテリー・レンタルサービス

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2021年03月25日


外出時に携帯電話の電池が切れてしまった▽モバイルバッテリーを家に置いてきてしまった――そんなときに役に立つ、最近できたサービスがあります。コンビニなどでスマホ充電器(モバイルバッテリー)を借りて外に持ち出し、好きな場所で返却できる「モバイルバッテリー・レンタルサービス」です。私も実際にコンビニで借りてみましたので、体験談を紹介します。

モバイルバッテリー・レンタル

スマホ充電器を貸し出すサービスは「モバイルバッテリーシェアリング・レンタルサービス」と呼ばれ、店に設置されているバッテリースタンドから、モバイルバッテリーを借りられるサービスです。

コンビニやカラオケBOX、家電量販店、空港、大きな駅などにスタンドが設置されています。

サービスを提供するブランドには、ChargeSPOT(チャージスポット)▽充レン▽mocha(モチャ)▽ChargeMe――などがあります。私は「ファミリーマート」のイートイン・コーナーの端でChargeSPOTの充電スタンド(写真)を発見し、借りてみました。

利用料金とケーブルの種類

利用料

料金(税抜き)は①1時間未満150円 ②48時間以内300円 ③48時間を超えたあとは1日150円で、レンタル開始後168時間(7日間)まで借りることができます。それを超えた場合は、計2,280円(利用料+違約金1,230円)を支払わなければなりません。また、Apple PayやPaypay、MerPayなどで支払う場合は、最初に2,508円(税込)の一時金が請求されます。その後、バッテリー返却時に利用時間に応じて利用料が計算され、2,508円との差額が返金または課金されます。

多様な内蔵ケーブル

借りたモバイルバッテリーには、Cタイプ、アイフォン用、マイクロUSBの3タイプのケーブルが内蔵され、ほぼ全てのスマートフォンに対応できるようになっていました。

どうやって借りるの?

それでは、ChargeSPOTでのバッテリーの借り方を説明します。

①App StoreやGoogle Playで「チャージスポット」(ChargeSPOT)を検索してアプリをインストールします。

②アプリを起動して「チャージスポット」に位置情報の使用を許可します。そして、電話番号を入力して認証コードを受け取ってから、ログインします。

③「近くのスポットを探す」というボタンを押すと、近くの貸出可能なスポットや返却可能なスポットのリストが表示されます。

④リストの中から選んだスポット(店や駅など)に行き、パッテリースタンドに表示されているQRコードをスマホで読みとります。すると、店舗情報や料金確認のための通知がスマホの画面に表示されます。

⑤支払方法を選択すると、「パッテリーを取ってください」という通知がスマホに表示されてバッテリースタンドからバッテリーが1本、上に押し出されます。そのバッテリーを持ち出し、自由に使うことができます。

借りた場所と別の場所でも返せる!

返し方も簡単です。

①アプリで返却可能な場所を確認します。借りた場所と別の場所でも返却できます。借りたときと同じように「近くのスポットを探す」を押すと、近くの貸出可能なスポットと返却能なスポットのリストが表示されます。

②選んだスポットに行き、バッテリースタンドの空いている差し込み口にバッテリーを差し込むだけで返却完了になります。返却時にアプリ操作は必要ありません。アプリから返却場所や返却履歴など確認することができます。

まとめ

ここまでChargeSPOTの使い方・料金・返却方法などについて説明しました。最初の利用登録や支払方法の手続きは、アプリ操作に慣れていない方には少し難しいかもしれません。しかし、それさえ済ませれば、すぐにレンタルを開始できます。そして、返却先は借りた店舗に限らず、空いているバッテリースタンドがあればそこで返却できるので、お出かけ先で借りて自宅の近くで返却することも可能性です。

スマホの電池が切れると、地図アプリや電車アプリを見ることができない、Q Rコード決済ができないなど、不便なことがたくさんあります。また、外国人旅行者や日本に来たばかりの留学生や技能実習生にとってはスマホの翻訳アプリが使えないと困る場合も多々あります。そんなとき、モバイルバッテリー・レンタルサービスは心強い味方になります。この記事を参考に、よかったら利用してみてください。