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送出機関などに関する情報を集める際、何に着目したらよいのでしょうか?ポイントを紹介します。
技能実習生の受入企業(求人)を紹介してくれた監理団体(受入組合)の幹部に求人1人あたり1,000~1,500ドルの謝礼(キックバック)が支払われる事例がまん延しています。こうした費用は、最終的には実習生から送出機関への支払いに上乗せされます。先輩たちが送出機関に支払った費用を比較すると、そういう送出機関をある程度見抜くことができます。
例えば、KOKOROの体験談には、先輩たちが送出機関に支払った額や日本からベトナムに送金した額が具体的に書かれています。日本での生活費についても詳しく記載されています。額の相場やよい送出機関、監理団体を探すための参考にしましょう。
・授業の内容や期間、教師のレベルなどを調べます。送出機関によっては最初と最後の数週間だけ教育し、あとは休ませるケースもあります。
・日本語をある程度身に付けてから日本に行った方が職場に溶け込みやすく、日本で日本語も上達します。日本語力を高めると、その後の就職にも有利です。
・逆に、失踪する実習生は、日本語力不足で基礎的なコミュニケーションができないことが背景になっている場合が多くあります。
・日本語教育の教室は、1教室十数名以内が望ましいとされています。送出機関の日本語の授業を見学させてもらいましょう。
技能実習では給料以外の処遇や監理団体のケアも非常に大切です。例えば、給料が少なくても寮費や光熱費などが安ければたくさん送金できます。また、監理団体が実習生の悩みや不満に親身に対応してくれるかどうかで大きな差が出ます。
監理団体によって実習生のケアに大きな差があります。
紹介手数料を禁止している送出機関は、政府が決めた費用規定を守っていることが多く、良心的な紹介やケアを期待できる可能性が高くなります。
日本に行く際に保証金として数百ドル~1,000ドル(USD)を預かる送出機関があります。問題なく技能実習を終えて帰国すれば返金してくれますが、このような保証金を預かることはベトナム政府の規定に違反しています。このような送出機関も避けた方が無難です。
違法な業務を行ったために送出機関を続けられなくなった会社が、社名を変えて営業を続けるケースがあります。
会社名義を他の送出機関に貸し、実際の業務を行わないケースがあります。名義を貸す送出機関も名義を借りる送出機関も避けた方が無難です。送出機関のオフィスを訪問すると、ある程度わかります。
ベトナムの労働者の海外派遣を扱う企業は労働・傷病兵・社会省(MOLISA)海外労働管理局(DOLAB)による認定を受けています。このうちベトナムが認定した日本に技能実習生を送り出している企業(送出機関)については、DOLABから日本の外国人技能実習機構(OTIT)に通知され、OTITのホームページに掲載されています。
external link 外国政府認定送出機関一覧(OTIT)
送出機関の業界団体「ベトナム海外労働者派遣協会(VAMAS)」は送出機関のランキングを毎年公表し、送出機関の評価を星の数で表しています。
external link ・VAMASのホームページ(英語)
external link ・6つ星 送出機関のリスト
external link ・5つ星 送出機関のリスト
external link ・4つ星 送出機関のリスト
external link ・3つ星 送出機関のリスト
ただし、関係者たちによると、VAMASランキングで星の数が多い送出機関の中にも良くない送出機関があるとのことです。ランキングをうのみにせず、あくまで一つの参考としてください。
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取材した約40人の中から典型的な8例を選び、技能実習3年間での貯金額を紹介します。貯金が多い理由・少ない理由や技能実習の失敗を防ぐ方法もお伝えします。
技能実習の費用についてはベトナム政府の規定があります。実際にはそれより高いケースが多いので、高い費用の背景と対処法を分かりやすく解説します。
彼女は3年間、連休が一度もありませんでしたが、今回、勇気を振り絞って会社と交渉し、有給休暇を取得しました。そして、7泊8日の思い出深い旅行を体験することができました。
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