新型コロナウイルスの影響で1年延期された「東京オリンピック2020」がいよいよ開幕します。日本にいる人もベトナムにいる人も、みんな楽しみにしているのではないでしょうか。このブログでは、日本で注目されている競技の日程や祝日の変更についてご紹介します。日本人が金メダルを取ると、その日のテレビや翌日の新聞で大きく報道され、大騒ぎになりますので、日本にいる方々は参考にしてください。
現在は東京都内にあるオリンピックの聖火Ⓒ毎日新聞社
【大会期間】 2021年7月23日(金)~8月8日(日) 【競技種目数】 33競技339種目
7月に入ってから、オリンピックの事前合宿などに臨む選手、関係者の入国が本格化しています。大会には選手1万人以上、関係者約41,000人が来日する見通しです。
日本政府は7月12日から8月22日の6週間、東京都に対し4回目の緊急事態宣言を発令しました。このため東京オリンピックは、宣言下で開催される異例の大会となります。
入国選手に関するコロナ対策については、6月に来日したウガンダ選手団に新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、受け入れる日本側の水際対策などの課題が浮き彫りになりました。その対応として成田空港では、入国した選手団に一般旅客とは別の専用レーンを移動してもらうなど、選手団と外部との接触を遮断しています。
空港での検疫で陽性者が出た場合は、その人の航空機の座席情報を基に濃厚接触の可能性がある人を特定するようにしました。特定された人は全員、検疫所が用意する別のバスでホテルや合宿地に運ばれ、安全が確認できるまで活動はできません。
また、日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表選手や候補選手の約95%が新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける見通しであることを明らかにしています。
東京オリンピックのメイン会場となる国立競技場Ⓒ毎日新聞社
日本政府や東京都、国際オリンピック委員会(IOC)など5者は6月21日、「観客の上限を最大1万人」とすることで合意しました。しかし、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置下での国内イベントは「観客数は最大5,000人」と決めており、「オリンピックだけ特別扱い」と批判されました。
そこで、5者協議は7月8日、緊急事態宣言の発令を受け、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で実施される競技を無観客で開催することを決めました。宮城、福島、静岡の3県は観客の上限を収容定員の50%以下(上限10,000人)とし、茨城県は「学校連携観戦プログラム」で観戦する児童・生徒に限定して認めます。マラソンなどが行われる北海道については現時点では対応が決まっていません。
JR東日本は、オリンピック期間中に首都圏で深夜に臨時列車を運行すると発表しました。しかし、発表後、SNSで「無観客ならば深夜運行は不要ではないか」との批判も上がっています。
大相撲で有名な両国国技館ではボクシング競技が行われるⒸ毎日新聞社
新型コロナの影響で東京オリンピックの準備は混乱が続いています。しかし、オリンピックは4年に1度の世界的大イベントです。公共施設などでのパブリックビューイングもほとんどが中止となっていますので、感染対策を十分に施した上で、オリンピックイヤーを楽しみましょう。
大会では、開催国である日本選手の活躍が期待されます。日本人から注目されている競技の開催日程を紹介します。
国立競技場前に設置されたオリンピックモニュメントⒸ毎日新聞社
東京オリンピックに出場するベトナム選手を紹介します。活躍に期待して応援しましょう。
皆さん、東京オリンピックの開催に伴い、三つの祝日が移動していることを知っていますか?カレンダーで祝日になっている日が平日であったり、平日だった日が祝日になったりしていますので、注意しましょう。
これば、祝日を変更する根拠となる改正五輪特別措置法の成立が2020年11月だったため、その時点ですでにカレンダーや手帳が生産され、販売されていたからです。
祝日の移動は次のとおりです。 1 「海の日」=7月19日→7月22日(開会式の前日) 2 「スポーツの日」=10月11日→7月23日(開会式) 3 「山の日」=8月11日→8月8日(閉会式)
※閉会式の8月8日は日曜ですので、翌日9日が振替休日となります。
あらためて祝日を確認しておくといいですよ。
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