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日本料理レシピ_part 6:ヒジキの煮物と鶏の照り焼き

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2022年07月21日

食品価格が高騰しています。そんな中、材料費が安く、調理も簡単で、味も美味しい日本料理の作り方を2つ紹介します。今回は、ヒジキの煮物と鶏胸肉(とりむねにく)の照り焼きです。ヒジキの煮物はご飯によく合いますし、鶏の照り焼きは手軽でおいしいメインディッシュになります。ぜひ、試してみてください。

ヒジキの煮物

ヒジキは海藻(かいそう)の一種です。ヒジキにはカルシウムや食物繊維、ヨウ素などが豊富に含まれています。海藻類の中でも、ヒジキに含まれるカルシウムは特に多く、同じ重さの牛乳に含まれるカルシウムの10倍以上あります。

食物繊維も豊富で、その中でもアルギン酸には、コレステロールや血圧を下げる作用があるそうです。また、ヒジキには豊富なビタミン類も含まれています。

このように栄養豊富なヒジキは、ニンジンや大豆などと一緒に煮ると、さらに栄養価が高くなります。そして、ご飯との相性も抜群です。

材料(2人分)

1.ヒジキ(乾物): 20g
 またはドライパック(水に戻したもの): 100g
2. ニンジン:1/3本(約50g)
3. ゆでた大豆:50g

〈調味料〉

4. 和風顆粒(かりゅう)だし: 小さじ1(水150mlで溶かす)
5. 油: 小さじ1
6. しょうゆ: 大さじ1と1/2
7. 砂糖: 大さじ1
8. みりん: 大さじ1

作り方

  • 1乾燥ヒジキは30分ほど水につけてもどし、ざるで水を切ります。ドライパップの場合はそのまま使います。
  • 2ニンジンは千切りにします。

  • 3鍋(なべ)に油をひいて火をつけます。
  • 4ニンジンを入れてしんなりするまで炒めます。

  • 5ヒジキを入れ、さらに炒めます。
  • 6砂糖、みりん、しょうゆの順に入れ、調味料が材料になじむまで炒めます。

  • 7大豆を入れます。
  • 8水で溶かした出汁(だし)を加えます。

  • 9ふたをして弱火で煮込みます。はしでときどきかき混ぜながら、水分が少なくなるまで煮ます。
  • 10水分が少なくなったら出来上がりです。

11器に盛り付けて完成です。

ヒジキの煮物に入れる材料は自由です。油揚げ、ちくわ、レンコン、シイタケなどを一緒に煮ても美味しいです。

鶏胸肉の照り焼き

鶏(とり)の胸肉は、モモ肉と比べて脂身が少ないため「味が薄い」と言われます。しかし、下味をつけて片栗粉(かたくりこ)をまぶして調理すると、しっかり味がしみておいしいです。ご飯が進むメニューです。

材料(2人分)

1. 鶏胸肉: 400㌘(小さければ2枚、今回は大きかったので1枚で調理)
2. 片栗粉(かたくりこ): 適量
3. サラダ油: 適量
4. 白ごま: 少々

◆調味料A(つけダレ)
1. 酒: 大さじ2
2. しょうゆ: 大さじ1
3. しょうが(チューブ): 小さじ1
4. ニンニク(チューブ): 小さじ1

◆調味料B(煮詰めるタレ)
1. 酒: 大さじ3
2. みりん: 大さじ3
3. しょうゆ: 大さじ1と1/2
4. 砂糖: 大さじ1と1/2
5. オイスターソース: 大さじ1

作り方

  • 1鶏の胸肉を包丁(ほうちょう)で均等な厚さになるよう広げます。
  • 2調味料Aを肉にかけます。

  • 3胸肉を調味料Aに15分ほどつけたら、片栗粉をまぶします。
  • 4フライパンに油を入れ、②の胸肉を皮の面を先に焼きます。

  • 5胸肉につまようじを刺して透明な汁が出てきたら、火が通っています。
  • 6火が通ったら、キッチンペーパーで油を吸い取ります。

  • 7フライパンに調味料Bを入れて胸肉とからめます。
  • 8とろみが付くまで煮詰めます。

9お皿に盛り付けて白ごまを振りかけ、野菜を添えて完成です。ナイフなどで切って食べてもいいです。

甘辛いタレは野菜やご飯ととても相性がよいです。簡単でおいしいメインディッシュなので、やみつきになるかもしれませんね。