旅行・グルメ

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2020年02月17日 旅行・グルメ

近年、再び脚光を浴びている日本酒。気軽に日本酒が飲める居酒屋や、日本酒を楽しむ野外イベントなども増えてきました。とはいえ、「日本酒は敷居が高そう」「飲んでみたいけど難しそうでよくわからない」と思っている人も多いのではないでしょうか?

2月に入って日本は気温が下がり、とても寒くなってきました。寒い季節になると飲みたくなるのがやっぱり日本酒の「熱燗」ですね。寒い日に飲むと体が温まるため重宝されますが、どんな飲み方があるのか気になりませんか?

日本酒の種類でよく聞く「甘口」と「辛口」は、酒度と酸度の数値によって示されていますが、日本酒は実は温度によって香りや味わいが変化します。熱燗とは、温かい温度で楽しむ日本酒のこと。短時間でさっと温めることで、アルコール分や日本酒の風味を飛ばさずに楽しめる飲み方です。

熱燗は50~55℃に温められた日本酒のことを指し、本醸造酒や普通酒が向いていると言われます。ほかに、30~40℃に温めるのが「ぬる燗」、もう少し温度が高い45℃にした日本酒を「上燗(じょうかん)」といいます。ぬる燗には純米酒が向いています。

お酒の種類や温め方、温度にとって異なる風味を楽しめるのが熱燗の魅力。気温の低い日に熱燗を飲むと体の芯から温まれるうえ、冬の風物詩としても楽しめます。熱燗好きの方はもちろん、あまり飲んだことのない方も、ぜひ試してみてくださいね。