6月から7月にかけて日本は“梅雨”。雨が多く降り、次の晴天までまるまる1週間かかるほどの長雨になることもある。
梅雨の時期、私たちは“日本の傘文化”に触れることができる。日本人はレインコートよりも傘を好む。多くの外国人にとって、傘を持って歩くのは面倒なこと。しかし、日本人は傘をファッションの一つと捉えて楽しんでいるかのようだ。
大人の傘に対し、子どもの梅雨ファッションは色とりどりのレインブーツ。これもまた、日本ならではの光景だ。
そして、梅雨を彩る日本の花は紫陽花(あじさい)。雲のすき間から差す光に映えて青、紫、白の大きな花房が咲き並び、雨上がりの清涼に上品で鮮やかな色彩を添えている。
〈文・写真=Thach Long〉
雨の博多を歩く男性(福岡)
雨の博多を歩く男性(福岡)
駅へと急ぐサラリーマン(福岡)
天神のソラリアプラザにて(福岡)
天神のアクロスビル近くのバス停(福岡)
福岡で最もにぎやかな天神で人影がまばらな様子
キャナルシティ博多周辺(福岡)
店屋町の通り(福岡)
大濠公園の紫陽花(福岡)
大濠公園で写真を撮る男性